ハイファンタジー 短編

異世界蔵鼠、料理を振る舞う

魔王 訳:啝賀絡太 2026/10/31 公開 2026/10/31 22:24 更新

あらすじ

※掲載にあたり、日本語訳しております。
異世界に迷い込んだ人間が、人間大のハムスターとなり、料理を振る舞うお話。
その異世界の魔王からその物語の掲載を依頼されました。

【あらすじ】
 観測可能な宇宙 おとめ座超銀河団(ラニアケア超銀河団) 局所銀河群 天の川銀河 オリオン腕 太陽系 第3惑星 地球。
 通称、テラースと呼ばれる……はやい話、あなた方が今生きている世界から遠く離れた場所でのお話。

 この世界では、破壊しか知らない魔王が世界を滅ぼそうとしていました。

 人類は世界滅亡を救ってくれる救世主を外の世界から呼び、勇者と共に旅立たせました。

 長き旅の末、魔王と相対することになった勇者たち。

 魔王は勇者たちから創造の豊かさを学び、世界の破壊を止めることにしました。

 魔王が世界破壊を諦めたあと、いわゆる人類たちは、誰が一番戦いに貢献したか言い争い始めました。

 今度は人間同士で争い始めた様子。中でも酷かったのは、アイヲン族とイロセス族の争いでした。被害は人類間だけでなく、周辺で生きる魔物や他の種族たちにも及ぶようになりました。

 世界中を破壊しようとした魔王を止めたのに、今度は人類が世界を壊そうとしていました。

 呆れた魔王は、かつて人類が行った方法と同じ術で、外の世界から人類の争いを止める者を召喚しようと試みました。

 世界の中立を取る黄金の救世主。

 Mesocricetus auratus

 砂漠に住むクロハラ族は、自身らと異なる体毛を持つその救世主をキヌゲと呼び、伝承を語り継いでいます。

 はやい話、ゴールデンハムスターです。
 
 魔王はキヌゲに対し、破壊の力を授けませんでした。代わりに、その頬袋に調理道具を蓄え、美味しい料理を振る舞い世界を救うよう命じました。

 この物語は、人と同じ大きさのゴールデンハムスターと、攻撃魔法が使えない魔法使いファウスタが、共に手を取り合い、世界中にいるお腹の空いた人々や魔族を救う、そんな物語です。

ポイント

総合ポイント 10
日間ポイント 10
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