ローファンタジー 連載中・全10話

風魔道士の育ち方 扇風機並みのそよ風と、ペンすら持てない念力だって鍛え続ければ進化する。

陽好 2022/07/31 公開 2022/08/02 22:00 更新

あらすじ

 私たちの住む世界【現世】と魔の巣くう世界【幽世】、二つの世界は太古の昔に分裂し、それ以来数千年もの間ほとんど完全に分かたれていた。しかし数百年前、【幽世】に憧れた西洋の研究者と【現世】に憧れた東洋の魔物によって、本来なら永遠に出会うことのなかった二つの世界が一つに合わさってしまう。
 それ以来世界中の生物は、自らと祖を同じくする魔物の力をその身に宿すようになり、現在では人が身に宿す魔道の力は【血統】と呼ばれるようになっていた。例えば血統によって腕力や脚力が強化され、体が大きくなるのならば「鬼の血統」、火を噴いたり空を飛べば「龍の血統」といった風な判断がされる。しかし今あげたのはあくまでも強い【血統】の例だ。当然その中には髪が伸びるだけ、爪が伸びるだけ、体温があげられるだけといったような、凡そ戦闘向きではないような能力もあった。
 そしてこの現象が人間だけにしか起こらないはずもなく、動物にも同様にして引き起こっていた。世界中の動物が手のつけられないような危険生物となってしまったのだ。そんな世界で新しく生まれた仕事、それが魔道の力で人を救う【魔道士】だ。先に挙げたような戦闘向きの血統を持つ者は魔道士として魔道動物、略して『魔物』と戦い人々を救うことを生業としていた。

 そしてこの物語の主人公『天王 朱春(あもう ときはる)』は小さな頃より魔道士という者に強い憧れをもっていた。しかし彼に出来るのは団扇で扇いだような微風を起こす事と手を触れないでも僅かに物を動かすことだけだった。魔道士になるなど夢のまた夢のような事だという現実、しかし彼は誰に馬鹿にされても魔道士になることを諦めなかった。
 そして時が経ち中学に進学して少し経ったある日、下校途中によった古本屋で「魔道大全」と書かれた古い本を見つける。表紙をめくるとそこには次のように書いてあった。

 この書に書かれし言の葉、まごうことなく真なり
 疑心なしに信ずれば、自ずと道は開かれん
 その身に宿し魔道の力、知恵を持つ者にのみ微笑まん

 朱春の目は最後の一行に吸い寄せられた。逡巡の後、朱春はそれを購入することを決めた。そして家に帰ると寝食も忘れて没頭した。
 彼は本に従い魔道の力を鍛えた。すると彼の力は信じられないほどに伸び始めたのだった。

※一話あたり平均2000字です

ポイント

総合ポイント 6
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 00% ブクマ×2 6100%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
3
感想
0
レビュー
0
評価者数
0
平均評価
[未取得]
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/28〜11/03(7日間)
ブクマ 3+0(7日間)
4 3 2 10/28 10/31 11/03
評価ポイント 0+0(7日間)
1 0 10/28 10/31 11/03

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/03 3 ±0 0 ±0
11/02 3 ±0 0 ±0
11/01 3 ±0 0 ±0
10/31 3 ±0 0 ±0
10/30 3 ±0 0 ±0
10/29 3 ±0 0 ±0
10/28 3 ±0 0 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…