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真魚 2024/03/26 公開 2024/04/20 16:54 更新
アルビオン&カレドニア連合王国の首府タメシス。
警視庁任命の諮問魔術師エレン・ディグビーの事務所を、友達のジュディス・リンジーが訪れて相談を持ち掛けます。
「ねえミス・ディグビー、わたくし、目が覚めると前日のことをすっかり忘れている気がするの……」
ジュディスが奇妙な忘却に気付いたのは、お芝居好きの自分が、王立劇場の新作の初演を見たことを完全に忘れていたからでした。
その日からずっと詳細な日記をつけていたジュディスは、三日前の五月十二日、自分が再び前日の記憶を失くしていることに気づきます。
怖ろしいことに、その日、タメシスの下町であるウェスト・リヴァーサイド地区の貸倉庫で、王立劇場の大人気女優セアラ・オズボーンの付き人ニーナ・ラングレーの死体が見つかっていたのです。
エレンはジュディスの忘却は「名忘れ草」と呼ばれる魔術性の植物によるものではないかと推測し、ニーナ・ラングレー殺人事件を担当する警視に報告します。
ニーナを殺したのは誰だったのか?
忘却薬は誰に何を忘れさせるためのものだったのか?
新米諮問魔術師の手探りの捜査が始まります。
『令嬢諮問魔術師の事件簿』シリーズ三作目ですが、単独でも読めます。
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