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堀吉 蔵人 2026/04/08 公開 2026/07/17 12:00 更新
「大崩壊」から40年。かつての繁栄を失い、人類の生き残りが太陽系外の宙域で細々と命を繋ぐ斜陽の時代。
継ぎ接ぎだらけの改造小型船「錆鉄丸」を駆り、孤独な「拾い屋」として広大な銀河を漂流する青年・十六夜颯(いざよい・はやて)は、ある日、廃棄された旧連邦のコロニー補給艦の中から青白く光るコアケージを発見する。 それは38年間もの深い眠りについていた、旧連邦の最高位自律知性「セントラルAI・シリーズ7」だった。
「アルテ」と名付けられたそのAI少女の内部には、大崩壊によって散逸してしまった旧文明の技術データ――農業プラントの規格、医療設備の組み立て手順、高度な機関設計など、3万2000件以上に及ぶ「失われた技術の設計図」が手付かずのまま保存されていた。
過去の遺物を売り払ってその日暮らしを続ける漂流生活から一転、颯はアルテが保持する40年前の星図データを頼りに、かつて資材プラントが存在したという惑星フィーエルへと舵を切る。 頼れるものは、颯自身のサバイバル技術と、アルテの持つ失われた知識だけ。
苛酷な宇宙空間や同業の略奪者が潜む宙域を航海しながら、二人は手に入れたジャンク品をクラフトし、限られた資源を最適化することで、絶たれた命脈を少しずつ繋ぎ直していく。
本作は派手な戦闘劇ではない。泥臭いサバイバルと地道なクラフト、そして異星の未知なる環境との遭遇を経て、絶滅寸前の人類がもう一度「希望」を再建していく、人間とAIの宇宙開拓物語
外伝 沈黙の宙域
https://ncode.syosetu.com/n5089mi/
「大崩壊」の引き金の一端となった事件を描く外伝です。
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