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まぎこ 2026/10/14 公開 2026/10/30 21:00 更新
「その悩み、どうにか解決してみせましょう」
三か月前から、ストーカーに怯えている。
警察は「気のせいじゃない?」と取り合ってくれない。巻き込みたくないから、親にも友達にも言えない。
高校二年生の本木詩子が最後に頼ったのは、普段入ることができない屋上にいるという噂の数学教師・千夏先生だった。
事件はあっけなく解決し、詩子の日常は戻ってくる。
文化祭では、ひょんなことからジュリエットを演じることになった。
千夏先生もまた、思いがけずステージに立つことになる。
舞台の上で、詩子はどうしてか千夏先生から目が離せない。
けれど、その日常は長くは続かなかった。
先生が詩子に遺したのは、一つの古い懐中時計。
大切な人が、また一人いなくなる。
それでも時間は止まらず、学校は、日常は、続いていく。
やがて詩子は、その時計をきっかけに、友人たちとともに「未来を見る」という力に触れていく。
誰かを救いたいという思いは、ときに別の誰かを傷つける。
遺された時計と、夢に見る誰かの経験。
詩子が日々を過ごしながら少しずつ辿り着いたのは、「鏡像」という一つの答えだった。
これは、能力で戦う物語ではない。
ましてや無双する物語でもない。
学園×青春×ミステリー。
ひとりの少女の、喪失と選択と愛の物語。
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