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鈴道例文 2025/07/29 公開 2025/07/29 17:31 更新
世界が戦火に包まれ、覇道がすべてを決める時代。
帝国軍学校に通う青年ライブラは、戦うことよりも「知ること」を求めていた。
権力も名声も持たぬ、冴えない学生。
それでも彼は、古い書物を読み漁り、戦史を記し、帝国と敵国の記録を比較し続けていた。
そんな彼が出会ったのは、帝国第3皇女アマリア。
血と責務に縛られながらも、国と民を救うため前線に立つ少女だった。
やがてライブラは、記録を通して得た知識を武器に、彼女の軍師として戦場へ身を投じることになる。
毒の紅茶、書に刻まれた予言、忠義の裏切り、そして燃えるような決闘。
戦場で幾度も死と向き合い、失われていく命を目の当たりにするたびに、ライブラは問い続ける。
――なぜ、人は戦うのか。
――なぜ、真実は記録されないのか。
「知ることに意味はあるのか?」
「記すことに価値はあるのか?」
その問いを追い続けるライブラの前に、帝国が隠し続けてきた歴史と、戦争の裏側に潜む巨大な真実が姿を現していく。
一方、アマリアもまた、皇女として背負う責務と、一人の少女として叶えたい願いとの間で揺れ動く。
知識を求める青年と、国を背負う皇女。
異なる道を歩んできた二人は、戦火の中で互いの弱さと願いに向き合いながら、やがて世界の未来を左右する選択を迫られる。
――これは、知ることを諦めなかった青年と、未来を背負う少女が、涙と決断の果てに未来を選び取る物語。
争いに支配された世界の中で、真実と希望を天秤にかける少女と青年の戦記ファンタジー。
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