ハイファンタジー 完結・全62話

勇者パーティを追放された値付け士、悪役令嬢の領地を安売りさせない 〜買い叩かれた辺境で、価値を取り戻す商売を始めます〜

爪楊枝男爵 2026/05/29 公開 2026/06/28 18:10 更新

あらすじ

「お前はいつも金の話ばかりで仲間を信用しない」

勇者アレスにそう告げられ、補給係兼値付け士のノア・レインズは、遠征前に勇者パーティを追放された。

剣も振れず、魔法もろくに使えない。
そんなノアにあるのは、物の適正価格、損失、買い叩かれ度が見える【損益眼】だけ。

危険な装備を止めたのも、無理な遠征に反対したのも、仲間を守るためだった。
だが、その目は誰も見たくない損失まで見えてしまう。
勇者たちにとってノアは、前に進む勇気を削る、金勘定ばかりの男でしかなかった。

行き場を失ったノアが王都の市場で見たのは、婚約破棄され「悪女」と呼ばれる令嬢、クラリス・エルネスタの領地産羊毛布だった。

本来なら銀貨七枚の価値がある布。
それが、悪評につけ込まれ、銀貨二枚で買い叩かれようとしていた。

「この布は、半値で売るものではありません」

だが問題は、布の品質だけではなかった。

悪評で失われた信用。
説明を省いてしまった領主代行。
誇りを傷つけられた職人たち。
そしてクラリスは、布だけでなく、自分の失敗にも半値札を貼っていた。

ノアは【損益眼】で、売れない理由を見抜いていく。
安すぎる値段。
届いていない説明。
間違った売り場。
削られ続けた職人の誇り。
数字には出ない信用の損失。

一方、ノアを失った勇者パーティでは、誰も小さな損失に気づけなくなっていた。

これは、売れない商品を安売りする話ではない。

買い叩かれた布と、職人と、領地と、悪女と呼ばれた令嬢。
そして追放された値付け士自身が、もう一度、自分たちの価値を取り戻す話。

「価値を下げるな。売り方を変えろ」

半値札を剥がすところから、安く見られた者たちの反撃が始まる。

ポイント

総合ポイント 60
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 3456.7% ブクマ×2 2643.3%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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8.50
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ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜11/01(7日間)
ブクマ 13+0(7日間)
14 13 12 10/26 10/29 11/01
評価ポイント 34+0(7日間)
35 34 33 10/26 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 13 ±0 34 ±0
10/31 13 ±0 34 ±0
10/30 13 ±0 34 ±0
10/29 13 ±0 34 ±0
10/28 13 ±0 34 ±0
10/27 13 ±0 34 ±0
10/26 13 ±0 34 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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