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三浦常春 2021/12/01 公開 2022/03/18 19:00 更新
時にして西暦2100年代。
温暖化に次いで訪れた氷河期により、人類は存亡の危機に瀕していた。
食糧事情の悪化が進んだ世界では、「ホモ・サピエンスの存続」を第一と考えて精鋭化を推進。より優れた遺伝子を残すことを是として、優生思想を元とした国策を講じた。
――人類持続管理計画。
そんな折、日本の遺伝子を保持する施設に両性具有の幼児が収容された。
名を「シロ」。日本で2番目の両性具有種である。
14の年を経て、無事に精通を迎えた彼女に、3つの少女を母体候補としてあてがうことになった。
子供を作るために育てられた両性具有と、母体となることを課せられた少女たち。
穏やかな交流を続ける中で、シロは初めて「自分」を得る。
これはシロとその周辺の、たった5日に及ぶ記録である。
―登場人物―
◆シロ
・両性具有。ベースは女体と思われるが、男性性・女性性ともに問題なし。
・過去の両性具有と比べて、生殖行為に対して非積極的であるが、貢献への意志は十二分に確認できる。
◆不言コトニ
・抜きんでた容姿から母体候補へと登用。
・問診票から、生殖行為について最も抵抗がないと推測されるが、PTSDを抱えている可能性もあり。要観察。
◆縹ユイ
・類まれな運動神経から母体候補へと登用。
・生殖に関して非協力的。しかし条件次第では正へ転ずるか。
◆二人静ムツキ
・高IQの持ち主として母体候補へと登用。
・反人工生殖派との関わりが散見される。注意されたし。
――注意――
※作品上、倫理的に好ましくない表現や差別的な用語が出現する場合があります。
※「性」を題材とした作品ではありますが、教科書レベルの性表現や単語が散見する程度です。
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