純文学 連載中・全1話

小説『虚空のバベル』7

三澤賢司 2026/10/12 公開 2026/10/12 19:33 更新

あらすじ

白石崇は財務省事務次官の神保に、還元金利を一年目の1.0%から毎年1.0%ずつ引き上げ、十年目に10.0%へ到達させる「ダイナミック・モデル」を示す。預金・信託残高一千兆円に対する還元額は年10兆円から100兆円へ増え、十年間の累計は550兆円に達する。神保は負債側の支払いでバランスシートが破綻すると激しく反発する。
これに対し神崎は、資産側のCD・CP運用、事業性融資、SpaceNodeのデジタルREITやMBSの利回りも同じ速度で上昇するため、信託のALM(資産負債管理)上は相殺されると説明する。さらに、受託プールに対する信託報酬だけでも年1兆円規模になり、プラットフォームの収益源になると示す。
翌朝、白石は日銀総裁の勝木に、金利誘導目標のフレームワークを改定するよう求める。勝木はゾンビ企業の倒産や国債市場の暴落、政府の利払い負担を懸念するが、白石は構造改革として淘汰を肯定し、吉永は第五章のバベル・ループによる運用益などで利払い費を相殺できると主張する。勝木は理論の整合性を認め、決定会合で提案すると約束する。
三年後、還元金利は3.0%に達し、年間32.4兆円の還流が実行される。名目GDPは八百兆円を突破し、実質賃金も年4%を超えて上昇する。白石は十年目の完成を見据え、日本経済の再生を確信して、物語は幕を閉じる。

ポイント

総合ポイント 0
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 00% ブクマ×2 0100%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
0
感想
0
レビュー
0
評価者数
0
平均評価
[未取得]
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/13〜10/19(7日間)
ブクマ 0+0(7日間)
1 0 10/13 10/16 10/19
評価ポイント 0+0(7日間)
1 0 10/13 10/16 10/19

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/19 0 ±0 0 ±0
10/18 0 ±0 0 ±0
10/17 0 ±0 0 ±0
10/16 0 ±0 0 ±0
10/15 0 ±0 0 ±0
10/14 0 ±0 0 ±0
10/13 0 ±0 0 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…