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前河涼介 2020/03/23 公開 2020/04/03 06:24 更新
雪の中からの奇襲によって射抜かれた檜佐エリカの機体。諦めに反して本人の肉体はまるで外傷を負っていなかったのだが、彼女の乗機に残留した戦闘プログラムとしての「人格」はいつしか消去される未来に疑問を抱くようになる。
ブレイン・マシン・インターフェースに依存する人型兵器・肢闘のSF的側面に踏み込んだシリーズ第一作。
時系列では「山林機動自走高射砲」の次にあたります。「高射砲」と違って戦場描写は冒頭だけなので、ミリタリークラスタのみなさんは評価を早とちりしないでください。
○登場人物
柏木碧(カシワギ・ヘキ/私)
語り手。コンピュータ任せの機体制御は嫌い。投影器への適性は非常に高い。
檜佐エリカ(ヒサ・エリカ)
碧のルームメイト。被弾してから肢闘に乗ることに漠然とした不安を覚えている。
松浦要(マツウラ・カナメ)
小隊員。無口だけど仲間思い。コンピュータの内部を建物的に表現するのはこの人のアイデア。
(上記3人とも肢闘の砲手。九木崎的に言えば「ソーカー」)
賀西少佐
第7山林機動砲兵大隊第1肢闘中隊中隊長。碧たち第1小隊は九木崎主導の任務が多いので普段は第2小隊を束ねる。
九木崎青藍(クキサキ・アオイ)
九木崎理研の実質経営者・千歳支所長。タリスの生みの親。九木崎の子供たちの育ての親。人望も厚い。
タリス
九木崎の教育用AI。少女型のイメージ(像)を持っているけど、それはあくまでイメージに過ぎない。
2017年下半期あたり書いていたものに加筆。
カクヨムにも投稿しています。
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