ローファンタジー 完結・全56話

御霊還しの巫女

榊志乃 2026/07/20 公開 2026/08/28 18:00 更新

あらすじ

現代――。

古くから、神々をその身に迎える「神卸(かみおろし)」を受け継いできた一族があった。

人々は神の力を借り、雨を願い、実りを祈り、土地の恵みとともに生きてきた。

その一方で、遥か昔。

神々から切り離された荒魂は、人の世を脅かすものとして各地へ封じられた。

長い時が流れ、荒魂はいつしか人々の記憶から遠ざかり、神卸もまた、一族に受け継がれる神事として静かに残るだけとなっていた。

――その封印が、再び綻び始めるまでは。

神卸の器として育てられた少女・瑞稀(みずき)は、父の教えに従い、自らの感情を表に出すことなく日々を送っていた。

しかしある日、帰宅途中で、封印されていたはずの荒魂と遭遇する。

幼なじみの旭が雷神の力で応戦するも、荒魂を倒すことはできない。

その時、瑞稀の耳元に神秘の声が響いた。

――迎えよ。

導かれるまま、瑞稀は初めて自らの意思で神を迎える。

「――謹んで、お迎えいたします。」

そこで瑞稀が知ったのは、荒魂が討つべき怪物ではなく、神から切り離された怒りや悲しみ、そのものだということだった。

傷ついた神々の声を聞き、その御魂をあるべき場所へ還していく瑞稀。

けれど、神をその身へ迎えるたび、彼女自身もまた、大切なものを少しずつ失っていく。

なぜ、長く保たれていた封印は崩れ始めたのか。

岩戸へ姿を隠した天照。

行方の分からない母。

そして、自分は何を望み、誰とともに歩きたいのか。

役目として生きてきた少女は、神々との出会いを通して、やがて自らの心で選ぶことを知っていく。

これは、荒ぶる神を討つ物語ではない。

怒りも、悲しみも、傷も抱えたまま――

失われた御魂を、もう一度ひとつへ還す巫女の物語。

ポイント

総合ポイント 12
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 1083.3% ブクマ×2 216.7%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜11/01(7日間)
ブクマ 1+0(7日間)
2 1 0 10/26 10/29 11/01
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/26 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 1 ±0 10 ±0
10/31 1 ±0 10 ±0
10/30 1 ±0 10 ±0
10/29 1 ±0 10 ±0
10/28 1 ±0 10 ±0
10/27 1 ±0 10 ±0
10/26 1 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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