ハイファンタジー 完結・全44話

婚約破棄された公爵令嬢は冤罪で地下牢へ、前世の記憶を思い出したので、スキル引きこもりを使って王子たちに復讐します!

山田 バルス 2025/08/31 公開 2025/09/25 12:20 更新

あらすじ

【アルファポリス様にも掲載中】王宮大広間は春の祝宴で黄金色に輝き、各地の貴族たちの笑い声と音楽で満ちていた。しかしその中心で、空気を切り裂くように響いたのは、第1王子アルベルトの声だった。

「ローゼ・フォン・エルンスト! おまえとの婚約は、今日をもって破棄する!」

周囲の視線が一斉にローゼに注がれ、彼女は凍りついた。「……は?」唇からもれる言葉は震え、理解できないまま広間のざわめきが広がっていく。幼い頃から王子の隣で育ち、未来の王妃として教育を受けてきたローゼ――その誇り高き公爵令嬢が、今まさに公開の場で突き放されたのだ。

アルベルトは勝ち誇る笑みを浮かべ、隣に立つ淡いピンク髪の少女ミーアを差し置き、「おれはこの天使を選ぶ」と宣言した。ミーアは目を潤ませ、か細い声で応じる。取り巻きの貴族たちも次々にローゼの罪を指摘し、アーサーやマッスルといった証人が証言を加えることで、非難の声は広間を震わせた。

ローゼは必死に抗う。「わたしは何もしていない……」だが、王子の視線と群衆の圧力の前に言葉は届かない。アルベルトは公然と彼女を罪人扱いし、地下牢への収監を命じる。近衛兵に両腕を拘束され、引きずられるローゼ。広間には王子を讃える喝采と、哀れむ視線だけが残った。

その孤立無援の絶望の中で、ローゼの胸にかすかな光がともる。それは前世の記憶――ブラック企業で心身をすり減らし、引きこもりとなった過去の記憶だった。地下牢という絶望的な空間が、彼女の心に小さな希望を芽生えさせる。

そして――スキル《引きこもり》が発動する兆しを見せた。絶望の牢獄は、ローゼにとって新たな力を得る場となる。《マイルーム》が呼び出され、誰にも侵入されない自分だけの聖域が生まれる。泣き崩れる心に、未来への決意が灯る。ここから、ローゼの再起と逆転の物語が始まるのだった。

ポイント

総合ポイント 8,066
日間ポイント 0
日間ランクイン 14
最高順位 63
評価ポイント 6,46680.2% ブクマ×2 1,60019.8%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
800
感想
33
レビュー
0
評価者数
820
平均評価
7.89
週間読者
178

ブクマと評価ポイントの推移

10/27〜11/02(7日間)
ブクマ 800+0(7日間)
802 801 800 799 10/27 10/30 11/02
評価ポイント 6,466+0(7日間)
6,467 6,466 6,465 10/27 10/30 11/02

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/02 800 ±0 6,466 ±0
11/01 800 -1 6,466 ±0
10/31 801 ±0 6,466 ±0
10/30 801 +1 6,466 ±0
10/29 800 ±0 6,466 ±0
10/28 800 ±0 6,466 ±0
10/27 800 ±0 6,466 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…