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吉乃シマ 2026/10/04 公開 2026/10/04 07:48 更新
あんみつに誘ったクラスメイトが、どうやら、ただ者じゃない。
管野カケス、十三歳。
弁護士の母と吟遊詩人の父を持つ、小柄な「コミュ力おばけ」。
誰とでも気軽に話せる彼が、ある日あんみつに誘ったのは、地味でおとなしい同級生・神保だった。
勉強も運動もそつなくこなすのに、なぜか目立とうとしない。
いつも一緒にいるのは、学園を経営する一族の御曹司で、いじめられっ子の六角。
そんな神保の忘れ物を届けに行ったカケスは、聞いてはいけない親子の会話を耳にする。
教室では見せない神保の顔。
父親にぶつける、切実な言葉。
何気ない寄り道が、平穏な学校生活に思いがけない疑問を持ち込んだ。
神保は、何を隠している?
そして、六角との関係は、本当にただの友達なのか?
母には「あんたが関わるこっちゃない」と言われた。
けれど、こんな謎を放っておけるほど、カケスの好奇心はおとなしくない。
教室の片隅に潜む秘密を、コミュ力と人脈で追いかける。
軽妙な会話の向こうに、少年たちの葛藤がのぞく学園ミステリー。
【弁護士・管野恭香シリーズ】スピンオフ。
三部作の第一部「コミュ力おばけカケス編」。
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