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あさづき ゆう 2025/02/08 公開 2026/07/31 10:43 更新
エレオノーラはコルトー子爵家の四女。子爵家は裕福な貴族ではあるが、十八歳のエレオノーラには婚約者がいない。
エレオノーラは自分がとりわけ美しいわけでも賢いわけでもないことを知っている。結婚できなければ、得意な刺繍をする仕事でもすればいい。だが、両親も姉たちも結婚することが幸せだと思い、出会いを求めて夜会に参加するように促してくる。
そんなある日、エレオノーラを心配する心配した姉夫婦に連れられて夜会に参加した。姉夫婦が挨拶回りをする間、ついうっかり庭に出てしまう。庭には逢引きしている恋人たちがいて、気が付かれる前に引き返そうとしたが音を鳴らしてしまった。咎められて、硬直するエレオノーラ。どうしたらいいかわからないところを見知らぬ騎士が助けてくれた。
お互いに知らない方がいいと言われ、名前もはっきりした姿も分からない。わかっているのは、エレオノーラを抱き寄せた時に柑橘系の香りと、月明かりの下で見た黒い髪だけ。
甘い思い出を胸に仕舞っていたある日、義兄の母である侯爵夫人に招待された茶会に出席するとあの時助けてくれた騎士がいた。
彼はエレオノーラに結婚前提のお付き合いを申し込んできた。
◆現在非公開の「ごくごく普通の恋をしています」の改稿版です。
◆角川ビーンズ文庫よりタイトルを変更して書籍化します!
「恋を知らない令嬢は夜会で助けてくれた無愛想な騎士に溺愛される」
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