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井之頭コネコ 2026/01/15 公開 2026/01/18 02:20 更新
公爵家の長女アンジェリカ
勉学や、領地経営知識、ダンスに礼儀作法全て完璧であり魔法も随一で魔力量も多く、性格も温厚で引く手数多で皇后大本命の公女様とよばれていた。13歳の春の日、とあるティーパーティーでアンジェリカは病で倒れる事となった。
病の名は『魔力枯渇病』原因は不明で酷く恐れられている病なのだ。大勢の前で倒れた事から父や母、兄や妹も激怒しアンジェリカを曾祖母の住む遠い地へ追いやった。
アンジェリカは曾祖母の別荘に着いた時にはもう自身で立つのも精一杯だった。「グレイトグランマに深い感謝を。」「いらっしゃいアンジェリカ、貴方を待っていたのよ。」深く深く抱きしめられた。アンジェリカは母や父、そして兄弟とも仲が良くない上に家族愛というものを知らずに生きてきた。なのに余命わずかな時間で愛を知ってしまった曾祖母からの惜しみない愛を。もうわたくしには時間がない、目にはなにもうつさず、肩で息をするのが精一杯だった。
「アンジェリカ、こんな事しかしてあげられないわたくしを許してね。貴方の来世に輝かしい未来がありますように。」
曾祖母の額がわたくしの額に触れた、そこからはもうわたくしは覚えていない。
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