歴史 完結・全15話

鎌倉狂騒曲 ―カマクランラプソディ―

奥瀬 2015/05/21 公開 2015/05/25 14:23 更新

あらすじ

「将軍家は女だ」
 源実朝の叔父、北条義時は御家人(ばかども)の悪口に飽き飽きしていた。頼朝公の外戚として成り上がった北条一族への嫉妬と当てつけに、幕府を統轄する執権の彼は気の休まるひまもない。
 さらに前執権の父が、実朝が胎児のころ「変成男子(へんじょうなんし)の法」という秘術を使ったと噂され、納得いかない。

 確かに、今年十六歳の少年将軍は少女のような美貌の持ち主である。武芸に関心を持たず、和歌づくりや絵合わせなどの趣味に加え、ついでに男好き?
「もしや本当に……」義時は疑念を抱きながら、甥を鎌倉の主として支えた。

 当の実朝は、父頼朝の幕府草創期の苦労も知らず、それゆえ誰よりも純粋で慈悲深い君主に育った。
 争いを好まず、世の安寧を願う実朝は、合戦時代を引きずる荒れくれ武者たちをまとめるため、武力による抑圧ではなく、文化による統治を目指した。
 叔父の執権と甥の将軍家は、ときに衝突し、ときに協力し合いながら、武士の都、鎌倉の発展を模索する。

 そんななか、二十一歳になった実朝は、義時の政敵である和田一族の嫡男、朝盛と恋に落ちる。十七歳のときにかかった疱瘡の後遺症のため、恋を知らなかった実朝は、野心をもって近づいた朝盛の性に溺れ、心と体を支配される。

 実朝の恋人への盲目的な愛は御家人たちから離反を招き、新世代の武将から謀叛を企てられてしまう。そして、その余波により、和田一族と幕府方の義時は武力衝突に至るが――

 鎌倉の王者の生と性をめぐる、武士(もののふ)たちの狂騒曲(ラプソディ)。

※警告タグはつけていませんが、エロが苦手な人は第8・9部分の「月の恋人」はお避けください。合戦シーンのある第11・12部分も人によっては「残酷」と感じる方がいるかな。以上、「警告」ひとつ前の「ご注意」でした。  

※ブックマーク・評価ありがとうございます。
 こんな辺境の地にまで足を運んで頂いて、ほんとうに感謝感激です。

ポイント

総合ポイント 40
日間ポイント 0
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最高順位 [未取得]
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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 9+0(7日間)
10 9 8 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 22+0(7日間)
23 22 21 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 9 ±0 22 ±0
10/30 9 ±0 22 ±0
10/29 9 ±0 22 ±0
10/28 9 ±0 22 ±0
10/27 9 ±0 22 ±0
10/26 9 ±0 22 ±0
10/25 9 ±0 22 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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