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OWL 2021/12/18 公開 2023/08/26 19:01 更新
形あるものは壊れ、生あるものには死が訪れる。
大地を支える神亀も、霧となって舞う竜鳳もいずれ土くれと化す。
全ては無意味である。
意味無きものに意味を見出し、無形より有形を生ず。
あらゆるものは死灰より新生し、意味を生ず。
正邪相克し、生死相生する。
人、神、自然は相克し、相生する永遠不滅の循環の中にある。
三位は一体であり、そして同一である。
だが今、人々は神を忘れ、自然を従え、循環は崩れ去ろうとしている。
五千年間人類を支配し存続してきた帝国は爛熟し、腐り落ちる寸前であった。
そんな時、辺境に生きる遊牧民は資源採掘の為、立ち退き、定住化を迫られ大いに反発していた。
多くの者が自由と独立の為に死ぬ中、生まれた命もある。
その子は生まれつき精霊が見えるといい周囲を困惑させていた。
◇◆◇
同世界観の作品が他に三つあります。
『森の娘と最後の騎士』
『誓約の騎士と霧の女王』
『荒くれ騎士の嘆き歌』
本作は同世界観の帝国末期にあたります。
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