ハイファンタジー 完結・全52話

パーティを追放されたのでヒーラーが魔術師とうそをつきました

Miris 2026/05/04 公開 2026/06/14 06:00 更新

あらすじ

ミナ・リースは、傷を治すだけではなく「壊れる前に支える」ことを得意とするヒーラーだった。剣士グレン率いるパーティ「紅蓮の剣」で、彼女は仲間の膝、手首、呼吸、疲労、魔力の乱れを人知れず整え、誰も倒れないように支え続けていた。

しかし、その働きは討伐数にも報告書にも残らない。派手な回復をしたわけでも、攻撃で魔物を倒したわけでもないミナは、ある日「役立たずのヒーラー」としてパーティを追放される。神殿の臨時補助や安い治療仕事を渡り歩くものの、彼女の技術は「回復量」だけで測られ、正当に評価されない。

追い詰められたミナは、隣街ルシェルで「補助魔術師」として登録してしまう。本当はヒーラーだ。けれど、毒の流れを見て、疲労を読み、仲間の動きを壊れる前に整える彼女の術は、外から見れば支援や異常対応に見えた。

期限付きの仮登録を得たミナは、盾役のガイ、斥候のリタ、若い剣士セラと仮パーティを組む。毒蛾の小洞窟、毒針の傷、湿った森での救助依頼。危険の一歩手前を見抜くミナの力によって、三人は何度も命をつなぐ。最初は疑っていた仲間たちも、ミナの支援が「死なずに帰るための力」だと認め始める。

一方で、ミナの嘘は少しずつ重くなる。助ければ助けるほど治癒式の痕跡は残り、職業登録との違いが見え始める。魔術師ノエル・アスターは、ミナの術が普通の補助魔術ではなく、治癒式を土台にした未分類の技術だと見抜く。ノエルの妹エレナの魔力病を診たことで、ミナの力は神殿の管理領域にも触れてしまう。

現在、ミナは「変な補助魔術師」としてギルドで噂され、仲間からは必要とされ始めている。だが神殿は彼女の記録を追い、かつてミナを捨てたグレンたち「紅蓮の剣」も再び彼女の前に現れる。

役立たずと呼ばれたヒーラーが、補助魔術師という嘘の名で居場所を得る。けれど、その居場所を守るには、いつか本当の自分と向き合わなければならない。

ポイント

総合ポイント 34
日間ポイント 0
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最高順位 [未取得]
評価ポイント 2470.6% ブクマ×2 1029.4%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/24〜10/30(7日間)
ブクマ 5+0(7日間)
6 5 4 10/24 10/27 10/30
評価ポイント 24+0(7日間)
25 24 23 10/24 10/27 10/30

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/30 5 ±0 24 ±0
10/29 5 ±0 24 ±0
10/28 5 ±0 24 ±0
10/27 5 ±0 24 ±0
10/26 5 ±0 24 ±0
10/25 5 ±0 24 ±0
10/24 5 ±0 24 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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