現実世界恋愛 完結・全12話

月の柵(ませ)

伊月檸檬 2026/06/24 公開 2026/07/03 11:50 更新

あらすじ

幽霊や虫、蛇が苦手なように、月が苦手だった。
何もない長閑な田舎の村。珠依にとって、近所の竹林の奥に暮らす作家が書く、毎月一日に発売される文藝雑誌の連載小説『月の路』を読むことは楽しみであり、六年間で染みついた習慣であった。
その作家・霧生響は、変わり者。煙草ではなく煙管を好み、黒い羽織を着る。珠依が赤ん坊の頃から十八年――小皺ひとつ、白髪の一本さえ増えない、変わらぬ二十代のような美しい容姿。時折金色に光る目――。
口は悪い上に素っ気ない、愛想もない。けれど、分かりにくい優しさを見せる、兄のようなその存在に、珠依は淡い心を密かに抱いていた。
高校の卒業式の朝――珠依の十八歳の誕生日、そして『月の路』が最終回の日。古びたノートの山を残し、霧生は何も告げず忽然と姿を消す。
そこに綴られていたのは、千三百年の時を越えた、ひとつの祈りだった。
――月を恐れていたのは、なぜか。
――霧生響とは、何者なのか。
――そして、珠依は一体、何者なのか。
竹取物語の裏返しのストーリー。
※2026/7/3をもちまして完結いたしました。ありがとうございました!

ポイント

総合ポイント 12
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 1083.3% ブクマ×2 216.7%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜11/01(7日間)
ブクマ 1+0(7日間)
2 1 0 10/26 10/29 11/01
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/26 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 1 ±0 10 ±0
10/31 1 ±0 10 ±0
10/30 1 ±0 10 ±0
10/29 1 ±0 10 ±0
10/28 1 ±0 10 ±0
10/27 1 ±0 10 ±0
10/26 1 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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