空想科学 短編

ファントム・エンジン

菱乃濾過 2026/10/31 公開 2026/10/31 12:10 更新

あらすじ

19世紀欧州の某帝国首都。解析機関技師の「俺」に奇妙な依頼が舞い込む。
空間現出装置「ファントム・エンジン」が映し出す仮想の庭園に、女の霊が現れたという。
プログラムに何らかの原因があるとの疑いから「俺」は調査におもむき、そこで若くして逝去したプログラマー、エイダ・アーロンの「亡霊」を名乗る存在と出会う。
その亡霊はかつてエイダが関わった織機会社による契約不履行を訴え、その証拠を示して事態の正常化を求める。
「俺」は引き受ける事を約束し、プログラム上から彼女を消し去ろうとするが、彼女は自分が計算に関わった物理学上の仮説を披露する。
それは一度宇宙に生じた情報は決して消えないという「情報の永久保存則」だった。
(カクヨムで10月30日に公開済み)

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