推理 連載中・全74話

永田町クエスト ――ボンボン二世議員、父のノートで国を取り戻す

九条ケイ・ブラックウェル 2025/06/13 公開 2026/05/04 00:00 更新

あらすじ

政治家なんて、クソくらえだ。

俺、高遠 陸(たかとお りく)は、そう思って生きてきた。ゲーム会社で好きなゲームを創り、気の合う仲間と酒を飲む。それが俺の全てだった。親父が永田町でどんなデカい顔をしていようと、知ったことか。
――あの男が、「心不全」というあまりに都合の良い死に方をするまでは。

親父の急死。涙も乾かぬうちに後援会に担ぎ出され、気づけば俺は、望みもしない議員バッジを胸につけていた。世間が言うところの、典型的な「ボンボン二世議員」の誕生だ。

退屈な国会、腹の探り合いばかりの派閥会合、頭を下げるのが仕事の陳情対応。永田町という名の伏魔殿で、俺は魂の抜け殻のように日々を過ごしていた。
だが、運命は、そんな俺を見逃しはしなかった。
親父の書斎で見つけた、一冊の古びたノート。そこに記されていたのは、にわかには信じがたい、巨大な陰謀の断片だった。

メディアを炎上させる、くだらない社会論争。国民がそれに気を取られている裏で、静かに、だが確実に進められる売国計画。この国の電力、通信、港湾――まさに生命線(ライフライン)とも言うべき重要インフラを、虎視眈々と狙うアジアの大国“中国”に売り渡そうというのだ。

そして、その計画を主導していたのは、親父の長年の盟友であり、この国の権力の中枢に座る、あの男だった。

ふざけるな。
軽い気持ちで首を突っ込んだ俺を待っていたのは、想像を絶する永田町の闇。親父の死は、ただの病死などではない。この国を売ろうとする裏切り者たちに、消されたんだ!
これは、単なる汚職事件じゃない。
この国の根幹を揺るがす、まごうことなき『国家反逆罪』だ。
気づいてしまった以上、もう引き返せない。見て見ぬふりなど、できるはずがない。

ボンボン? 親の七光り? 上等だ。
連中が俺をそうやって侮っているうちに、こっちは牙を研いでおいてやる。

これは、世間知らずのボンボンが、亡き父が遺したたった一つの「情報」を武器に、この国のど真ん中に巣食う裏切り者たちに戦いを挑んだ、その全記録である

注釈: この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません

ポイント

総合ポイント 172
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 12874.4% ブクマ×2 4425.6%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
22
感想
3
レビュー
0
評価者数
14
平均評価
9.14
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/29〜11/04(7日間)
ブクマ 22+0(7日間)
23 22 21 10/29 11/01 11/04
評価ポイント 128+0(7日間)
129 128 127 10/29 11/01 11/04

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/04 22 ±0 128 ±0
11/03 22 ±0 128 ±0
11/02 22 ±0 128 ±0
11/01 22 ±0 128 ±0
10/31 22 ±0 128 ±0
10/30 22 ±0 128 ±0
10/29 22 ±0 128 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…