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えびマヨまかろん 2026/05/17 公開 2026/05/31 19:04 更新
【千年かけて恋した最強の魔女は、十九歳の少女だった】
千年前。
十四歳だったヤータンは、戦場で“最強ババア”と恐れられる白髪の魔女に出会った。
巨大な狼を従え、動物も植物も大地すら支配する災厄の術師。 敵味方問わず負傷者を癒して回るその姿に、ヤータンは恋をした。
そして千年後。
不老となったヤータンは、ついに想い人への告白を決意する。
だが――
「だから私は十九歳の小娘だって言ってるでしょ!」
現れたのは、白髪ゴスロリ姿の少女・シティ。
しかも話を聞けば、ヤータンが恋した“最強ババア”は、とっくの昔に死んでいたらしい。
つまり初恋相手を間違えていた。
「千年早く伝えていれば、“彼女”もまた……違ったかもしれないわね」 「……脈あり、だったでしょうか?」 「知らないわよ!」
以来、ヤータンはシティにつきまとう。
執拗に紅茶の好みを聞き、花を贈り、千年前の恋話を延々と語るヤータンに、シティは今日も頭を抱える。
「努力の方向がおかしいのよ!」
これは、千年生きる執着男の、ピュアでちょっと残念な片思い暴走譚。
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