コメディー 完結・全199話

前王弟殿下のかれいなる隠遁生活(スローライフ)【完結】

羽生 しゅん 2022/04/29 公開 2025/11/04 01:00 更新

あらすじ

「これは、成るべくしてなった事だと思う」
そう言った彼が口にしたのは豆乳だった。
「俺がのんびり筋トレに励む事が出来る環境を手に入れる事は!」
「何言っているんですか、貴方は」
   引っ越しの途中に立ち寄った食堂にて。思わずツッコミを入れてきた幼馴染みに笑う。
「だって、ずっと気にしてんじゃん。都から俺を引き離す事になったって」
「それはそうですが……。貴方はムキムキだろうが脳筋だろうが王族です。辺境の領地に移るとは」
「はいはい、止め!何か貶された気もするが、感謝してるんだ、ホント。俺だけだったら城から出られてないかもしれない」
それを聞いて彼女は溜め息をついた。本当、いつもほしい言葉をくれる。この男は。
   「それにしても、よく彼女たちが着いてくる気になりましたね。自称執事はともかく」
彼女の視線の先には母親と2人の子供が和やかに料理を食べている。その横のテーブルに着いているのが、自称執事の美丈夫と彼らのもう1人の幼馴染みだ。
「そろそろ拠点変えようと思っていたから、丁度よかったんだって。俺の影響なくなるし。だから、成るべくしてなったって思ってる。王位継承権云々関係なくな。ともかく王都脱出お疲れ様」
「貴方こそ」
「俺は馬車の中で腕立てと腹筋していただけだからなぁ」
「そういえばそうでしたわね。流石に引きました」
「仕様がないだろ、暇だったんだし。……ん、何かアイツ酔ってる?」
そう言って視線を向けた先は幼馴染みの男。何故か手から水を噴出させている。
「ちょっと!何でお酒飲んでいるのですか!?」
子供たちは喜んでいる。が、彼は普段ならこんな事しない。
「水芸しない!床が濡れる!自称執事、なぜ止めない!「無理」って、最初から諦めるなぁぁっ!」
布巾をひっ掴み、そちらに駆け寄る彼女。
それを見ながら平和だなー、と彼は思った。
--と、いうメンバーでお送り致します。やんごとなき筋肉アニキとその護衛で幼馴染みの筋肉ダルマと幼馴染みのインテリ令嬢、王子様な外見の美中年、母親な料理人とその子供のウサミミフードと義理の息子の辺境のんびり生活(ただし筋トレ重視)。恋愛なんてない!チートもない!あるのは楽しい筋肉生活だけだ!!
筋肉の筋肉による筋肉のための隠遁生活 (スローライフ)、開幕します。     

「明日は俺、馬車に乗らずに走るから」
「止めて下さい!」

ポイント

総合ポイント 506
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 22644.7% ブクマ×2 28055.3%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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8.69
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ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 140+0(7日間)
141 140 139 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 226+0(7日間)
227 226 225 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 140 ±0 226 ±0
10/30 140 ±0 226 ±0
10/29 140 ±0 226 ±0
10/28 140 ±0 226 ±0
10/27 140 ±0 226 ±0
10/26 140 ±0 226 ±0
10/25 140 ±0 226 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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