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庭城優静 2020/05/01 公開 2020/06/14 23:00 更新
帝国――緋乃鳥帝国の執事養成学校で首席卒業を果たした青年――騎士・ナガノハラ。
この世界で存在するランク制度において、王族と選ばれた者のみが有することが出来るS級ランクを持っていた。
本来であれば、王族や一流貴族の執事になれるはずの騎士だが、家庭の事情により難しくなった。
そこで騎士がとった行動は、S級を持った人間がするには有り得ない、『自分より身分の低い者の主になる』というものだった――。
執事学校で行われている『貴方の家に執事が!』という、貴族ではないB級以下の家庭に執事を抽選応募をして、派遣してもらうキャンペーンが流行っていた。
実際は成績の良くなかった――貴族達に雇用されなかった執事を学校の宣伝も兼ねて派遣させるという、余り物の処分を兼ねていたが、貴族以外が知る由もない。
ごくごく平凡なC級家庭の学生――杏樹・カトウも多分に漏れず応募していた。
応募事態は自由だが、C級家庭に来る筈もないとたかをくくっていた杏樹の前に、絶世の美男子が「貴方の執事になります」と笑顔で言うのだった。
慣れない執事との共同生活の中、騎士の内情を知った杏樹は飛んでもないことを口にする。
「――なら、私達で帝国を潰せばいいんじゃない?」
軽い冗談の筈が、一大事な叛逆劇になってしまう!?
最強執事と平凡女子による、有り得なくも華麗なる反逆が始まる――!
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