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遊一(Crocotta) 2023/09/17 公開 2023/09/20 00:21 更新
レオンハルト・イブニール公爵より、呪いの仮面を解呪するため婚約者へと望まれたリリー・マクベル男爵令嬢。
解呪の方法は【真実の愛】具体的には《心から愛する者どうしが口付けを交わす》こと。
レオンハルトを心から愛しているリリー。『マクベル嬢を愛している』との言葉が正しければすぐに解呪できるはずだったが、それは叶わなかった。
--真実の愛なんて、なかったんだ--
[以下ネタバレ注意。コンテスト投稿のため詳細なあらすじを記載しています]
すれ違うふたりの心。しかしあるとき思いもしないタイミングで呪いの仮面が外れ、リリーは呆然とする。
「これはなにかの間違いだわ。だって、あの人が私を愛しているはずがないもの」
真実を確かめる方法はひとつしかない。リリーは自らの意思で呪いの仮面を装着した。
「やっぱりね」
その日、リリーは屋敷を出た。絶望の中、それでも呪いの解除方法が誤りだったかもしれない僅かな可能性を信じて、過去に2度だけ会ったことがある魔女を探しに行く。
しかし魔女探しは上手くいかず、そうこうしているうちにレオンハルトによって発見されてしまうリリー。
リリーはそこでようやく仮面の真実を知る。
「これは確かに呪いの仮面だけれど、装着者の自由意志で取り外すことができる」
レオンハルトはリリーの愛を得るため、仲が深まった時点で口付け交わし仮面を外すプランを立てていて、それを実行したのだと言う。つまり、リリーを愛しているのは嘘ではないし紛れもない本心だとレオンハルトは断言した。
「リリーの顔を思い出させて」
触れる唇。外れないと思い込んでいた仮面はあっさりと顔から離れていった。
「呪いの解除に、口付けは必要ないでしょ」
顔を赤く染めながら抗議するリリー。
「やっぱり呪いの品なら真実の愛で解呪されるべきかなって」
随分と遠回りして、ふたりはようやくお互いの想いを理解し合えたのだった。
・・・・・・・
まだ本編書き途中のため、後半は微調整するかもしれません。
※pixivへも掲載予定。横書き用に改行を追加。数字は漢数字のまま。
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