歴史 完結・全27話

武田晴信の記憶

武田和生 2015/10/07 公開 2024/09/13 21:15 更新

あらすじ

 武田晴信(たけだはるのぶ)とは、戦国時代の武将、武田信玄の出家前の本名です。拙著では信玄の前半生を対象にしており、晴信の名で進めます。
 欲望のためなら手段を選ばない極悪非道の人間、あるいは完全無欠のスーパーヒーローとして演出されることの多い信玄ですが、ここでは気弱で心根のやさしい人間が、戦国時代を生きぬくためには非情にならざるをえない苦悩を書きます。
 物語は、前世の記憶をもつ現代人が、当時の自分である武田晴信について紙に書き残す、という形式をとります。そのため、主人公は「私」という人称代名詞で語ります。また、カタカナ言葉も地の文で使用しています。意識だけ戦国時代にタイムスリップしたかのように、過去の話なのに現代の視点が混濁していますが、ご愛嬌。

 武田晴信には禰々(ねね)という妹がいました。禰々は十六という若さで死にます。死因ははっきりしていません。自ら命を断ったのかもしれません。十六というのは数え年であって、現代なら中学三年生くらいの女の子です。なぜ彼女は死んだのか。
 晴信は妹の嫁ぎ先を侵掠し、夫を殺し、子供を禰々から引き離しました。
 晴信が禰々に対して、どのような気持ちでいたのか、それを伝える文書はありません。感情を他人に吐露することはなくとも、慚愧の念で自分を責めていたのではなかったか。

(なお、章ごとの後書きで、いくつか自論を展開しています。ご高覧いただければ幸いです。
→ 後書きを廃止し、作品の後ろにまとめて章を作りました。2024年
 小説の出来不出来は別として、信玄の実像に近いのではないか、いくつかの逸話も無理なく説明できる、と自負するところです。)

ポイント

総合ポイント 103
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 3735.9% ブクマ×2 6664.1%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
33
感想
3
レビュー
0
評価者数
6
平均評価
6.17
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜11/01(7日間)
ブクマ 33+0(7日間)
34 33 32 10/26 10/29 11/01
評価ポイント 37+0(7日間)
38 37 36 10/26 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 33 ±0 37 ±0
10/31 33 ±0 37 ±0
10/30 33 ±0 37 ±0
10/29 33 ±0 37 ±0
10/28 33 ±0 37 ±0
10/27 33 ±0 37 ±0
10/26 33 ±0 37 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…