アクション 連載中・全3話

復讐に燃えた元サラリーマン、錬金術師になり仇を討つ

DAVI 2021/07/03 公開 2021/07/03 01:47 更新

あらすじ

俺は、しがない機械設計士いわゆるサラリーマン。のはずだった。AI(シン)と神が戦争を始めるまでは。
戦争が終わり神が滅ぼされた頃、突然一部の人々に魔法と呼ばれる、物理法則以外の現象、例えば炎を出せるを引き起こす異能を発現する人たちが現れたのだ。

 そうやって人類に異能を持つものが現れる一方、野生の動物たちにも変化が起こっていた。
異様に発達した顎と妙に伸びた犬歯で軍用車すら噛み砕く犬、超音波で平衡感覚を狂わせ大型動物を襲うコウモリなど。これらは神が最後に悪あがきで残した残党だと言われており、魔物と恐れられ、異能を発現すらしなかった人々には大きな脅威となっていた。

 そして、その力は俺にも現れた。それまで、見えなかった魔法の燃料ともいえる、エーテルの流れがはっきりと見えるようになったのだ。地中から機械の中までエーテルが存在しており、それが手にとるようにわかるようになった。俺の力は特段、超能力者としては派手な力でもなんでもない。ただエーテルが見えるだけの、機械設計士としての能力をサポートしてくれるような能力。

 ただそんな能力でも、実は他に発現した人のいない超貴重な能力で、人類を魔物から守るためのエーテルを利用した大都市級大型バリア装置を作るのに必要不可欠な能力だった。だから、自分は人類の役立にたてるのだと、そして仲間たちも同じ思いで協力してくれていると信じていた。

本当に平和な世界を作れると信じていたはずなのに・・・

なのに・・・・・

「どう・・してだ・・・ ニック・・・。なぜ・・玲緒奈を・・・」

かつて親友だと思っていたニックに裏切られた。そして大切な幼なじみの玲緒奈を今、目の前で殺された。そしてまさに今、玲緒奈が命をかけて守ってくれた、この命すらも元・親友の手によって尽きようとしている。
「絶対に・・お前だけは・・・死んでも許さ・・・ねえ・ ニックぅううう」

これは、そんな弱小な元サラリーマンの俺が復讐に燃え、錬金術師としてこの時は知る由もなかった世界の真の敵に挑んでいく物語。
 (すぐには錬金術師になりませんので、あしからず・・・)

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