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キョウ 2026/02/25 公開 2026/06/30 18:08 更新
『世界が彼女を魔女と呼んでも――
俺だけは、あの人を聖女だと信じ続ける。』
人々が《魔装》と呼ばれる力を扱う世界。
それは武器となり、防具となり、時に戦場の形を変える道具だった。
その中でも、特別な十二の魔装が存在する。
《魔女の置き土産》。
かつて“聖女”と呼ばれ、今では“魔女”と忌まれる女――セレスティアが遺した十二の形見。
本来、その力は誰かを救うための願いだった。
けれど、願いはいつも正しいとは限らない。
救うはずの力は、いつしか人を傷つける奇跡になった。
歪んだ願いは争いを呼び、形見は罪となる。
やがて世界は、彼女を“魔女”と呼ぶようになった。
だが、弟子のユキだけは知っている。
彼女が遺した魔装に、本当はどんな願いが込められていたのかを。
だからユキは、意思を持つ刀の魔装《シグレ》と共に旅をする。
師が遺した十二の形見を探し出し、そのすべてを壊すために。
誰かを救うはずだった力は、なぜ人を傷つけるものになったのか。
師が遺した願いの果てで、ユキは何を壊し、何を守るのか。
これは、破壊の物語。
そして、魔女と呼ばれた聖女の願いを、弟子だけが守り続ける物語。
※カクヨム様にも掲載中
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