ハイファンタジー 連載中・全34話

魔導騎兵が動くのは、俺が毎晩直していたからです ~産廃機と壊れたAIで、全ゲームの兵器を整備する~

勇者ヨシ君 2026/10/12 公開 2026/10/31 19:00 更新

あらすじ

「お前の修理、もう要らないから」

フルダイブ型VRMMO『ヴァルハラ・ギア・オンライン』のサービス終了の夜。
鍛島修(かじしま おさむ)、三十五歳。現実では三年前に町工場を辞めて無職。
ゲームの中では、修理職ひと筋十二年、通算整備日数四千三百八十日の整備専門プレイヤーだった。

その彼が、最終レイドの直前に最強ギルドから追放された。
拠点に戻れば機体は全快する。だから、手で直す修理職はいらない――それがギルドの結論だった。

そして零時。サーバーが止まった瞬間、オサムは見知らぬ荒野に立っていた。
ゲームの世界が、本物になっていた。
ただし、たった一つの仕様を除いて。

【拠点帰還による全快機能は、この世界では提供されません】

一度壊れた機体は、二度と元には戻らない。
この世界で騎兵を直せるのは、ほんの一握りの技師だけ。

オサムが流れ着いたのは、各国が直せなくなった騎兵を捨てに来る「機兵墓場」の町。
鉄屑の山で彼が掘り当てたのは、攻略wiki最下位の産廃機――そして、自分が十二年間、毎晩整備し続けてきた相棒だった。

整備SSS。生身は、十二年分の筋力と器用。
八十キロのレンチ一本で、魔獣の関節も、騎兵の装甲も「分解」できる。

一方、オサムを追放した最強ギルドは、知識を武器に一国を乗っ取っていた。
だが、彼らのエース機は全部、拠点で全快する前提の設計だ。

【調律誤差2.1%/稼働限界まで、あと13日】

「修理完全完了《オール・リペア・コンプリート》、もうどこも壊れていない」

直せないものはない。直さない奴がいるだけだ。
追放された修理職が、壊れた機体と、壊れた世界を直していく、整備兵の成り上がりと、ちょっと遅れたざまぁの物語。

ポイント

総合ポイント 40
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 3075% ブクマ×2 1025%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
5
感想
1
レビュー
0
評価者数
3
平均評価
10.00
週間読者
290

ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 5+3(7日間)
6 4 2 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 30+10(7日間)
30 25 20 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 5 ±0 30 ±0
10/30 5 ±0 30 ±0
10/29 5 +1 30 +10
10/28 4 +1 20 ±0
10/27 3 ±0 20 ±0
10/26 3 +1 20 ±0
10/25 2 ±0 20 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…