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朏猫 2025/04/11 公開 2025/05/14 10:00 更新
芸術国として名高いアールエッティ王国の第一王子・ランシュは、ある日高熱を出してΩだということが判明する。二十四歳でΩになった自分を娶ってくれる王族αがいるだろうか……そんな心配をしながら各国に婚姻の打診をするも、よい返事がもらえない。そんなとき、大金持ちの大国ビジュオールから王太子妃候補にならないかという親書が届いた。
国の財政危機を救うため喜んで大国に向かうランシュだが、王太子ノアールの後宮にはすでに三十人近くの妃候補がいるという。発情すらしていないランシュには不利な状況だったが、画家としてのランシュに興味を持ったノアールに接近することに成功する。それを快く思わない妃候補たちに嫌がらせをされながらも、ついに発情しノアールと閨を共にできたランシュ。ところが今度はノアールの従兄弟たちに急接近され、さらにノアールが自分を妃にするつもりがないのではと考え始める。そこでランシュは帰国することを決めるが……。
一度はノアールの元を去ろうと考えたランシュだったが、ノアールの気持ちを知り、さらにうなじを噛まれたことで一人目の王太子妃として後宮で暮らし続けることになった。ところが国王からは「子ができなければ、王太子妃として認めるわけにはいかぬ」と言われてしまう。しかもノアールの誕生日までという期限付きだ。「わたしが、ノアール殿下の子を生みます」と答えたランシュは、首飾りの製作や新たな事業を手がけながらノアールを支えるのだと改めて誓う。そうしてついに懐妊が判明するが、それだけでは結婚式を挙げられないと言われ……。ビジュオール王国に生まれるαたちの抱える問題、国王と王太子ノアールの間にある確執、そうしたものを乗り越え、遅咲きオメガ王子が大国の王太子妃になるまでの物語。※他サイトにも掲載
[αの王太子 × Ωの王子 / BL]
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