歴史 完結・全17話

一条の光 -山崎闇斎と伊藤仁斎-

深川ひろみ 2019/08/29 公開 2019/08/30 05:16 更新

あらすじ

「書棚を見せてもろうてもよろしいか。勿論触ったりせんよって」
 高価で貴重な書を繙かせてもらえるとはさすがに思わないが、学で身を立てているというこの男がどんな書を揃えているのか。書を好む者なら、せめてそれだけでも知りたいと思うのが人情だろう。
 少し間があった。
「題簽を眺めて意味があるか」
 言葉に刀身の閃きを観たような気がした。ぞくりと、背を何かが走る。
 男は真っ直ぐに源佐を見据えている。
「書は珍しい玉や色鮮やかな鳥とは違う。眺めて有難がるのは時間の無駄だ。やめておけ」

   ☆

 江戸初期の儒学者・神道家、山崎闇斎(1619-1682)の生誕から400年になるのを記念して、ささやかなお祝い冊子を作成しました。本作はその中の一作で、山崎闇斎とその向かいに住む儒者、伊藤仁斎を描く創作歴史小説です。読んで頂ければ幸いです。

BOOTHの公開ページはこちらです。冊子(有償)とDL配布(無償)を公開しています。
https://fukahiro.booth.pm/items/1478695
参考文献をこちらにアップしました。
https://ncode.syosetu.com/n3532fz/36/

【登場人物】
伊藤源佐   市井の儒者。号は仁斎。その学は古義学と呼ばれる。
伊藤源蔵   源佐の長男。号は東涯。
板垣民部   板垣民部信直。下御霊神社神主、闇斎門人。後に出雲路と改姓、出雲路信直と名乗る。父は元専。
浅見安正   山崎闇斎の門人。号は絅斎。
山崎闇斎   儒者・神道家。名は嘉右衛門。その門流は崎門と呼ばれる。垂加神道の創始者。

アルファポリスに投稿しました。文章は同じですが、少し章分けを細かくしました。2020年3月21日

ポイント

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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/27〜11/02(7日間)
ブクマ 3+0(7日間)
4 3 2 10/27 10/30 11/02
評価ポイント 6+0(7日間)
7 6 5 10/27 10/30 11/02

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/02 3 ±0 6 ±0
11/01 3 ±0 6 ±0
10/31 3 ±0 6 ±0
10/30 3 ±0 6 ±0
10/29 3 ±0 6 ±0
10/28 3 ±0 6 ±0
10/27 3 ±0 6 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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