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南紀朱里 2011/09/04 公開 2020/02/04 12:00 更新
飛ばされた先の異世界で、「勝手気ままな創作料理」に目覚めた娘は、小さな町のすみっこで、小さな食堂を営んでいた。
彼女はある日、店を訪れたひげもじゃの熊(正体:人間)から、某お屋敷への出前を頼まれる。
悪名高いそのお屋敷へ出向いた彼女を待っていたのは、放っておけば調理用の鍋でもあやしげな薬を精製しようとする巨大蛙(正体:人間)だった。
「おれさ、あんまし太ると食べられちゃうと思うんだよね」
「だれが食べるのきみみたいなゲテモノ。ってか、鍋で毒薬を精製するなって言ってるでしょうが!」
「いえ、事実あの方は、狙われているのです」
見た目と声がはなはだしく不釣り合いな蛙に振りまわされる娘。
やがてその周辺に、無駄に艶やかな謎の童女が出没しはじめる――。
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