純文学 短編

ある経営者の栄光と挫折二部作 1栄光の天国挫折の地獄

小野口英男 2019/04/20 公開 2019/04/21 06:30 更新

あらすじ

年明け後輸入元に300台契約する、内訳は60ヘルツ200台50ヘルツ100台で全て今回は船便である。新年度の四月早々に到着予定である。六千万円の半金三千万円輸入元の口座に振り込む。輸入元の社長も感激し銀座のクラブで歓待される。三ヶ月後に製品は入荷し手順通り、残半金三千万円輸入元の口座に振り込む。
 話が前後するが年末に二年度の空気清浄機はこのまま行けば六百台の販売に達し、売り上げも二億円に届くのはほぼ間違い無い見通しとなる。冬のボーナスは夏の二倍の六ヶ月分とし、年末年始の社員の休暇を十日間取り、前の三日間に台湾旅行に行くのである。        
 そして三年目の新年度、船便で到着の300台の内から約五十台を代理店に発送する準備をしていたある日、噸でも無い記事が業界の新聞紙に載る。

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