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船橋新太郎 2024/09/26 公開 2024/09/26 18:00 更新
ー 人間は欲望と共存する。
監視が届かない権力者は、横暴の味を占め、必ずケダモノになる。
悪しき伝統を覆す英雄を待つー。
◆ ◆ ◆
中世時代・日本。都から離れた辺境に❝祖柄樫山❞という山があった。
その麓には、とある村があり、その名を❝置田村❞と❝黛村❞と呼ばれていた。
この2つの村には因縁があり、15年前に黛村の権力を巡り争い、混乱から逃れた村民たちは西の麓に置田村を創立。そこから5年後に『一揆』といわれる村同士の大きな戦が起こった。
以来、この村堺は禁足地ともなっていた。
都から離れたこの村々は、村長たる乙名5人によって掟が決められ、破るものには容赦はなかった。
独立した一つの国のような村には異様さと不気味さを併せ持っていた。
そんな村に住む村民は、ただただ普通の暮らしを求めて、平和な集団生活を望み村に来るものが多かった。
権力を得た人間と、それを目の当たりにする人間。そんな人々の日常とはー。
今回スポットが当たるのは、置田村の東、八俣の地。
畑の野菜を商人に売り、納税の金銭を稼ぐ毎日を送る真面目な農夫とその妻。源八・栗。
八俣の納税を取り仕切る、欲望に憑りつかれる悪しき男2人。相島・桑井。
彼らの純粋なほどの恐怖と欲望を、是非共感してください。
※この作品は次回長期連載を予定する『ケダモノたちよ』の前日譚の一部となる内容です。
一早く祖柄樫山の狂気の世界を堪能して下さい。
※作品の都合上、残酷・過激な描写がありますので、ご注意ください。
※作品の都合上、歴史に沿わないもの(苗字・舶来品・宗教など)があります。御了承下さい。
※本編への繋がり、読切の都合上、バッドエンドとなります。
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