ポイント
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
読者の反応
- ブクマ
- 5
- 感想
- 5
- レビュー
- 0
- 評価者数
- 12
- 平均評価
- 9.83
- 週間読者
- 0
ブクマと評価ポイントの推移
日別の値
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
総合ランキングの推移
順位を読み込んでいます…
尾妻 和宥 2025/03/16 公開 2025/03/16 05:10 更新
上松 温輝は中学を卒業したら漁師になるつもりだった。
千葉県南房総市で暮らす少年は、代々伝統的な見突き(舟から箱メガネで海底をのぞき、銛で魚介を突く漁法)の漁師の子として生まれた。
父、賢次も洩れなく継いだのだが、最近オネエに目覚めてしまい、稼業を投げ出して夜の商売へとシフトしてしまった。 温輝が受け継いだのだった。
中学へ通うかたわら、早朝、内房へ舟で漕ぎ出し、一人、見突き漁に励む。
本当はクラスメイトのみんなや、憧れの恩座 百寧とともに学校生活を送りたいし、高校に進学したかった。ヤングケアラーゆえの鬱屈した悩みを抱えていた。
百寧のことが頭から離れない。漁をしながらも彼女のことが箱メガネの向こうに重なる。
中学3年の2月14日だった。大寒波が南房総を襲うなか、一人漁に出ていた。
夕方、雪の降るさなかに港へ帰ってきたとき、そこの待っていたのは百寧の姿だった……。
※本作は楠結衣さん主催、故香月よう子さんを追悼する『バレンタインの恋物語企画』の参加作品です。
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
順位を読み込んでいます…