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水底水苔 2026/11/08 公開 2026/11/08 15:00 更新
「人間関係が面倒なら、機械に任せればいいじゃない」
仕事はできる。恋愛は面倒。男はもっと面倒。
合理主義のプロジェクトリーダー・黒崎怜華が企画したのは、AIが使用者の反応を学習し、一人ひとりに合わせて動作する女性向けセルフケアマシンだった。
機械設計を担当するのは、見た目はギャルだが解剖学にも詳しい天城ミウ。
AI担当は、ふわふわ天然系エンジニアの白石ひより。
そして完成した試作AIは――なぜか女性の身体についてほとんど何も知らない、純朴な青年のような性格をしていた。
「一番敏感な場所を、一番強く刺激すればいいんですよね?」
「違う!」
「女性なら、自分の身体のことは全部分かるんですよね?」
「分かるわけないでしょう!」
次々と地雷を踏み抜くAIに、三人は女性器の構造、身体の反応、そして「気持ちいい」という曖昧な感覚を一から教えることになる。
ところが、
「優しくって、圧力を下げること?」
「“じわっと”を数値にすると?」
「身体が反応していれば、本人も気持ちいい?」
と問い詰められていくうちに、教える側の女性たちまで気づいてしまう。
――私たち、自分の身体のことを思ったほど説明できない。
さらに調べてみれば、AIの妙に偏った女性観には、ひよりがこっそり混ぜた恋愛小説や乙女ゲームの影響まで……。
女性の性感は、単なる「場所」や「強さ」で説明できるのか。
身体の反応と本人の気持ちは同じなのか。
そしてAIは、人間にも説明の難しい「気持ちいい」を理解できるのか。
男でも女でも意外と知らない身体の話を、女性三人と初心なAIが本気で考える、ちょっと下ネタ、わりと科学、だいたいコメディな全5話。
※本作には女性の身体・性感・セルフプレジャー機器に関する話題、解剖学的名称が登場します。露骨な性描写を主目的とした作品ではありません。
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