ハイファンタジー 短編

捨てられ聖女は光の川の渡し場でパン屋を開く〜「役立たず」と追放されたけど、死者のもてなし係は私が独占するのでお構いなく♪〜

uta 2026/08/01 公開 2026/08/01 19:00 更新

あらすじ

「お前のような不吉な力、聖女の名にふさわしくない」

『魂が視える』という力ゆえに、義妹の策略で神殿を追放された聖女・灯。前世では過労で倒れるまでパンを焼き続けた、橋のたもとのパン屋の店主でした。

「私を捨てたこと、そのうち後悔しますよ」――そう言い残して神殿を去った彼女は、力尽きて倒れ、目を覚ますと『光の川の渡し場』に立っていました。そこは、死者の魂が次の世界へ渡るための船着き場。けれど、船頭は引退寸前の老人ただ一人、行列は延々と続き、不安に泣く魂たちであふれていました。

荒れ果てた渡し場を見渡した灯は、粉まみれのエプロンの紐をきゅっと結び直します。

「――これ、私の出番だ」

かまどに火を入れ、小麦粉をこねて。あの世だろうとなんだろうと、やることは同じ。心細い魂たちに、温かい焼きたてのパンを差し出して。三重の声で鳴く黒い番犬ケルベーにも懐かれ、渡し場は少しずつ賑わいを取り戻していきます。

そしてある日、渡し場を訪れたのは、対岸へ渡ることを頑なに拒み続ける一人の魂。国宝級の武勇を誇る最強の竜人騎士が、ただ一つの願いのために、彼女を待ち続けていて――。

「焼きたて、ありますよ。――おかえりなさい」

これは、追放された役立たず聖女が、あの世の渡し場でパンを焼きながら、いつのまにか国家の命運を握ってしまう物語。そして、失ってから気づく不器用な竜人と、もう一度出会う物語の、ほんの始まり。

さ、次の方、どうぞ。焼きたて、ありますよ♪

ポイント

総合ポイント 52
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 4892.3% ブクマ×2 47.7%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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9.60
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ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 2+0(7日間)
3 2 1 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 48+0(7日間)
49 48 47 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 2 ±0 48 ±0
10/30 2 ±0 48 ±0
10/29 2 ±0 48 ±0
10/28 2 ±0 48 ±0
10/27 2 ±0 48 ±0
10/26 2 ±0 48 ±0
10/25 2 ±0 48 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…