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久遠寺蒼 2019/12/11 公開 2020/06/03 16:23 更新
この地球からどれほど離れた場所であろうか。
太陽に似た一つの恒星、そして地球と全く同じ環境を有している二つの惑星があった。
そこには海があり、空気があり、そして地球と同じヒトという種がそこで生を営んでいた。
一つの惑星は超文明が栄え、進んだ科学力を持っていた。
その星の住人は自分達の星を『テス』とよび、その空に浮かぶ恒星を『シズマ』とよんだ。
もう一つの惑星はまだまだ未発達で、その文化は地球における人間の歴史軸で言えば中世程度の発展――農耕民族が多く、貧弱――の絶対君主制であった。
その二つの惑星はシズマを挟んで対極の位置に存在し、シズマの影響で、長年、お互いの星の存在を確認することができなかった。
しかし運命が導いたのか、それとも神の悪戯か。
テスの無人探索船が偶然、もう一つの惑星を発見してしまったのである。
この物語はそこから始まり、そして私達はその歴史を垣間見ることになる。
共に、その歴史を覗いてみようか――
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