異世界恋愛 短編

『鳴らないガラクタ』と嗤って私ごと国宝を捨てた王太子へ――時を止める懐中時計を直せる調律師が、あなたたちの罪を全部見せてあげます

uta 2026/07/30 公開 2026/07/30 19:00 更新

あらすじ

「治癒も攻撃もできない聖女など不要だ」

時計職人・時任詩織、二十八歳。嵐の夜、祖父の遺した修理店で古い懐中時計をいじっていた彼女は、雷とともに異世界の豪華な広間へと召喚された。だが鑑定で告げられたギフトは【調律】――「壊れた物を直す」だけの能力。

王太子ラウルと令嬢セレスティアは彼女を「ハズレ」と嗤い、補償も帰還手段もないまま王都の外へ放り出す。手にしていたのは、彼らが「鳴らないガラクタ」と見捨てた古い懐中時計だけ。

――だが彼らは知らない。

そのガラクタこそ、数百年来この国の誰にも直せなかった国宝『時凪の懐中時計』。奏でられし旋律で、その場の時を止めるとされる魔導遺物であることを。そして詩織が、壊れた物の声を聞ける、たった一人の調律師であることを。

追放された先で出会ったのは、強面の竜人ガルド。「直せるなら十分だ」――誰にも認められなかった彼女の手を、初めて肯定してくれた言葉だった。

値切られ、見下され続けた二十八年間。それでも磨き続けた確かな腕で、詩織は壊れたものを、そして自分を嗤った者たちの「罪」までも、静かに暴いていく。

さらに、時計の蓋の裏に刻まれた祖父の名と異世界の紋章――二つの世界を繋ぐ最後の謎が、彼女を待っていた。

温かな隣人と、確かな手を取り戻した調律師の物語。ゆっくり、一つずつ。壊れたものの声を聞くように。

ポイント

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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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10/30〜11/05(7日間)
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2 1 0 10/30 11/02 11/05
評価ポイント 34+0(7日間)
35 34 33 10/30 11/02 11/05

日別の値

新しい順・下の段は前日比
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11/05 1 ±0 34 ±0
11/04 1 ±0 34 ±0
11/03 1 ±0 34 ±0
11/02 1 ±0 34 ±0
11/01 1 ±0 34 ±0
10/31 1 ±0 34 ±0
10/30 1 ±0 34 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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