ハイファンタジー 連載中・全1話

転世の名君 異世界行っても天下人

豆の独り言 2026/11/08 公開 2026/11/08 13:49 更新

あらすじ

天下を取った男は、なぜもう一度、港の片隅から立ち上がるのか。
豊臣秀吉が、次に目を開けたのは、七つの種族が暮らす異世界。
前世の記憶を持つ青年ヒデヨシが足を踏み入れた王都ジパングの港。
働く人々が不正の犠牲になっていた。
目の前の暮らしを守るため、彼は港の立て直しに乗り出す。
頼りは己の経験と、心の内に響く三つの声。
調べる半兵衛、見極める官兵衛、形にする金兵衛。
かつての天下人は、もう一度人の信頼を得るところから始める。
若き主君ノヴァに仕え、仲間と出会い、戦で大切な人を失う。
勝利を重ねるほど、ヒデヨシには見えてくる。
戦が終わっても、荒れた田畑は戻らず、
途絶えた商いはひとりでに息を吹き返さない。
天下を一つにした彼は、弟ヒデナガに国内の政を託し、
自らは国と国を結ぶ道へ踏み出す。
そんなヒデヨシが、見知らぬ文明をのぞいた時間は、わずか三分。
目にした銀行、紙幣、列車を手がかりに、仲間たちは知恵を出し合う。
浮遊結晶で車体を浮かせ、風の魔石で走らせる鉄道「筋斗雲」。
剣を進化させる希少な煌石もあれば、人や物を運び、
街の暮らしを変える鉱石もある。
この世界では、鍛冶場の一振りも、職人たちの試作も、
国の行く末を変えうる。
獣人国では、白銀の戦士ティファとともに、
母エルファの死をめぐる真相を追う。
海人国では、歌姫エルメラの母が遺した日記が、
華やかな舞台と王城をつなぐ秘密へ導く。
森人族の国では、望まぬ婚姻を迫られたシャネリが、
自らの未来を選ぼうとする。
やがて七人の誓妻「セブンランス」と、
フェンリルやキュウビをはじめとする七体の誓魂獣が、
ヒデヨシの旅に加わる。
名品から神話級の極品まで、四つの位列を持つ武具が戦場を彩る。
その力を誰のために振るうのかは、手にした者が決める。
嫉妬、怠惰、色欲、暴食、強欲、憤怒、傲慢。
七つの大罪の邪魂は、人の心の傷や欲につけ入り、
一人の選択を国を揺るがす争いへ変えていく。
その源をたどる旅は七か国を越え、冥界、天界、そして次元界へ。
忘れられた大戦の真相に近づくほど、ヒデヨシ自身の魂にも、
ひとつの謎が浮かび上がる。
かつて戦で天下を取った男は、今度こそ、戦なき世を築けるか。
戦国の知略と異世界の神話が交わる大河ファンタジー。
『転世の名君』第1話「猿の転生」から、いざ参る!

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