ポイント
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
読者の反応
- ブクマ
- 0
- 感想
- 1
- レビュー
- 0
- 評価者数
- 1
- 平均評価
- 10.00
- 週間読者
- 328
ブクマと評価ポイントの推移
日別の値
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
総合ランキングの推移
順位を読み込んでいます…
ふたーなる 2026/10/30 公開 2026/10/30 01:11 更新
公爵令嬢エルネスタは、王太子アレクシスに婚約破棄を申し出た。
何度も約束を破られ、誕生日すら忘れられた彼女は、とうとう王子に愛想を尽かしたのである。
「こちらの指輪もお返しいたします」
エルネスタが婚約指輪を差し出すと、アレクシスはそれを受け取ろうとした。
しかし、指輪は彼の手から滑り落ち、床を転がっていってしまう。
「待て! それは王家の宝だ!」
王子は指輪を追いかけ、王宮を飛び出した。
ところが、指輪は荷車に乗り込み、馬車に跳ね飛ばされ、市場を抜け、職人街へと転がっていく。
そのたびに王子は騒動を引き起こし、王都の人々に迷惑をかけていく。
一方、婚約破棄を受け入れたエルネスタは、王宮を離れて悠々自適な生活を始めていた。
彼女がいなくなったことで、王子の失態を取り繕っていた者たちも次々と手を引き始める。
そして、ついに指輪は石材を砕く作業場へ。
王子が追いついたとき、指輪は巨大な大槌の下敷きとなり、粉々に砕け散ってしまった。
王家の宝を失い、途方に暮れるアレクシス。
だが、砕けた指輪は職人たちによって道路の補修材に混ぜられ、王都の道路は見違えるほど綺麗になった。
市民から称賛されるのは、なぜか王子。
しかし、王宮に戻った彼を待っていたのは、国王からの厳しい叱責と、王太子としての資質を問う声だった。
婚約破棄をしただけのはずが、気づけば王都中に迷惑をかけ、王家の宝まで失った王太子。
その一方で、エルネスタは新たな人生を満喫していた。
**自分を大切にしなかった王子が、自分の行いによって少しずつ居場所を失っていく。**
これは、愛想を尽かされた王子が指輪を追いかけた結果、思いもよらぬ形で自らの首を絞めていく物語。
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
順位を読み込んでいます…