ポイント
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
読者の反応
- ブクマ
- 1
- 感想
- 0
- レビュー
- 0
- 評価者数
- 0
- 平均評価
- [未取得]
- 週間読者
- [未取得]
ブクマと評価ポイントの推移
この作品はまだなろうファンDBに記録がありません。掲載から2日たつと、毎日0時ごろに記録を始めます。
総合ランキングの推移
順位を読み込んでいます…
Dee 2026/11/08 公開 2026/11/08 12:02 更新
「女に当主は務まらん。婿を取れ。この家を継ぐのは、その婿だ」
父の葬儀の翌日、叔父アドヘマールは親族の前でそう言った。婿はもう決めてある、と。叔父の言いなりになる、徴税役の息子だ。
辺境伯家の一人娘ジスレーヌ。七年、父の秘書として砦の帳簿を回してきたのは、私だ。
「承知いたしました、えぇ、承知いたしました」
怒ると二度言うのが、私の癖だ。
「では、婿選びをいたします。家法のとおり、王家の立会いをお願いして」
立会人は、父の弔問に来ていた十二歳の第三王女ミルティーユ。退屈そうに足をぶらぶらさせていた王女に、私は一枚の紙を差し出す。
「なになに……『求婚の品は、叔父アドヘマールの悪事の証拠を一つ』。……え、面白っ!」
叔父の顔から、血の気が引いた。
「叔父様。どうかお体を大事になさって。数え終わるまで、長くかかりそうですもの」
翌朝、門の前に最初の求婚者が立っていた。手には、叔父が三年かけてごまかした、通行税の控え帳。
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
この作品はまだなろうファンDBに記録がありません。掲載から2日たつと、毎日0時ごろに記録を始めます。
順位を読み込んでいます…