ローファンタジー 短編

ぼくたちの しっぽの せかい

しまむら じょう 2025/09/21 公開 2025/09/21 16:12 更新

あらすじ

「ぼくたちの しっぽの せかい」あらすじ
足が不自由だが心が優しいとうちゃんと、愛猫のサリー(茶トラ)、ミック(白黒ブチ)は、ログハウス風の家で暮らしています。ある晩、雷鳴がとどろく中、古い本棚から漏れ出た光に包まれ、三人は不思議な**「もしもの世界」**へと迷い込みます。

その世界では、草木や動物たち全てが言葉を話し、人々の感情が景色に反映されます。驚くことに、とうちゃんの車いすは浮かび、彼の背中には月あかりのような小さなしっぽが生えていました。

三人はそこで、亡くなったはずのとうちゃんの大切なパートナーであるかあちゃん(白い猫の姿)と再会します。かあちゃんは、この世界が「大切な思いがまだ生きている場所」だと語り、一行を森の賢者である大きな木、もくもくさんのもとへ導きます。

もくもくさんは、ここが「生きるとは何か」「許すとはどういうことか」を学ぶ**「学校」**であると告げます。この世界では、心と心が通じ合い、誰かの争いの声がすれば木々はしおれ、笑い声がすれば草花がひらくのです。

旅の途中、一行は人間への憎しみから心に**「魔物」を宿したウサギのぴょん太**と出会います。ぴょん太は過去に家族と森を人間によって奪われ、誰も信じられずに孤独に戦っていました。ぴょん太の怒りに満ちた叫びを聞いたかあちゃんは、ふわふわのしっぽで彼を優しく包み込みます。

とうちゃん、サリー、ミックがぴょん太に心から寄り添い、涙を流すよう促すと、ぴょん太の魔物は消え、傷ついた心と体が癒されました。この経験を通じて、サリーとミックのしっぽは、かあちゃんのように白く美しい輝きを放つようになります。

森の奥で深い眠りについた三人が目を覚ますと、そこはいつものリビングでした。とうちゃんのしっぽは消えていましたが、サリーとミックのしっぽはふわふわのまま残っており、冒険が夢ではなかったことを証明します。

彼らは、ぴょん太から届いた手紙を通じて、「魔物は誰の心にもいるけれど、それに負けない勇気もまた、誰のなかにもある」という大切なメッセージを受け取ります。そして、とうちゃんの目からは以前の「さびしさ」が消え、三人はまたいつかあの森へ旅立つことを心に誓うのでした。

ポイント

総合ポイント 12
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 1083.3% ブクマ×2 216.7%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/27〜11/02(7日間)
ブクマ 1+0(7日間)
2 1 0 10/27 10/30 11/02
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/27 10/30 11/02

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/02 1 ±0 10 ±0
11/01 1 ±0 10 ±0
10/31 1 ±0 10 ±0
10/30 1 ±0 10 ±0
10/29 1 ±0 10 ±0
10/28 1 ±0 10 ±0
10/27 1 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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