ポイント
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
読者の反応
- ブクマ
- 6
- 感想
- 0
- レビュー
- 0
- 評価者数
- 4
- 平均評価
- 10.00
- 週間読者
- 115
ブクマと評価ポイントの推移
日別の値
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
総合ランキングの推移
順位を読み込んでいます…
山吹 ことり 2026/10/05 公開 2026/10/29 20:30 更新
四人組バンド「雨音クラブ」は、解散寸前だった。
ボーカルのレンとベースのシズクは、付き合って、別れて、それ以来まともに口も利かない。
ドラムのヒロキは「もう解散でよくない?」と完全に投げ気味。
それでもギターのアキだけは、この四人で続けることを諦められずにいた。
そんなある日、レンが言う。
「俺、バンドやめるわ」
どうにもできないまま練習帰りに立ち寄った小さな神社で、アキは柄にもなく手を合わせた。
「……解散しませんように」
賽銭を投げた拍子に、ポケットのお菓子まで賽銭箱へ落ちる。
拾うのも面倒になって、「それもやるよ」とそのまま帰った。
翌日。
「昨日の菓子、もうないのか?」
知らない少女がついてきた。
名前はミョン。
どうやら音にまつわる神様らしい。
けれど、レンをバンドに戻してくれるわけでもない。
シズクと仲直りさせてくれるわけでもない。
むしろ人間の事情などお構いなしに、アキが聞きたくなかったことばかり口にする。
「願ったのはお前だろう。なら、お前がどうにかせい」
解散したくないギタリストと、音にだけやたらとうるさい妙な神様。
壊れかけたバンドが、元には戻れないまま、それでも次の音を探していく物語。
山吹ことりのInstagram、YouTubeにて
雨音クラブの楽曲が実際に聴けます。ぜひこちらもお楽しみ下さい!
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
順位を読み込んでいます…