異世界恋愛 完結・全90話

「針子にでもなれば」と婚約破棄された令嬢ですが、王宮衣装室の片隅で静かに有能さがバレていきます 〜誰にも褒められない仕立て直しをしていたら、気づけば王宮中が私の針を探していました〜

白崎リラ 2026/07/10 公開 2026/10/24 19:00 更新

あらすじ

「華がない。そんなに針仕事がお好きなら、いっそ針子にでもなればいい」——婚約破棄の夜、公衆の面前で嘲笑された伯爵令嬢リディアは、本当に王宮衣装室の針子になった。ただし新品を縫わせてはもらえない、最下層の「お直し係」。

けれど祖母仕込みの針は、破れたドレスも、着る人の隠しごとも、静かに直していく。急な謁見、破れた式典外套、三十年前に焼けたはずの礼服。直した一着ごとに、王宮のどこかで囁きが増えていく——「見事な仕立てね。誰の手?」

「冷徹の吝嗇卿」と噂される式典局長だけが、誰より先にその針の値打ちに気づいていた。

やがて彼女の前に立ちはだかるのは、「直し」を職として認めない王都仕立て組合の規約。名簿に載らない弟子、値の付かない仕事、そして祖母の名が消された理由——針一本で、今度は決まりごとを縫い直す。

そして第三部「婚礼編」。祖母の長持ちの底から、裁たれたまま一度も縫われなかった布が出てくる。王女の御婚礼を前に、古い婚礼令は告げる——『御婚礼の御衣装は、新調に限る』。直すことばかりしてきた針で、今度は新しい一着を仕立ててよいのか。

これは、捨てられた令嬢が、捨てられるはずだった物たちと一緒に、自分の居場所を縫い直していく物語。虚飾を着た人たちの化けの皮は、勝手に綻びていきます。

第一部・第二部(全60話)は完結済み。第三部「婚礼編」を毎日19時に更新中。恋はゆっくり、最後はちゃんと幸せに。 派手な復讐より、静かにじんわり報われる話が好きな方へ。

ポイント

総合ポイント 7,098
日間ポイント 0
日間ランクイン 8
最高順位 43
評価ポイント 5,07271.5% ブクマ×2 2,02628.5%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
1,013
感想
12
レビュー
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評価者数
576
平均評価
8.81
週間読者
1,631

ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 1,013+17(7日間)
1,015 1,010 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 5,072+54(7日間)
5,060 5,040 5,020 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 1,013 -2 5,072 ±0
10/30 1,015 +1 5,072 +6
10/29 1,014 +4 5,066 +16
10/28 1,010 ±0 5,050 ±0
10/27 1,010 +1 5,050 +6
10/26 1,009 ±0 5,044 +26
10/25 1,009 +13 5,018 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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