ハイファンタジー 連載中・全58話

たとえば禁忌からはじまる小さな英雄譚

おくり提灯LED 2021/03/28 公開 2021/05/03 18:00 更新

あらすじ

 ――本当は助けていたんです!

 これが言えたらどれだけ楽だったか。


 その日、冒険者クラン“龍へと至る道”で5年荷物持ちを勤めていたアレクセイは、あえなく解雇となった。

 ずっと家族のように思っていたのに。

 クランリーダーのおやっさんに、「役立たずだから出ていけ」と告げられ、仲間達も誰一人としてアレクセイを引き留めなかった。

 アレクセイはもって生まれた能力、憑依で幾度となく仲間を救ってきた。でも、魂とは神に祝福されたものであり、そのものをどうこうするような力は教会が定めた禁忌。
 そのことは決して言えなかった。

 解雇を受け入れるしかなく、借りていた剣を返そうとしたら、役立たずが使っていた剣なんて「ゲンが悪い」と突き返される始末。

 アレクセイは涙をこらえ、「皆さんは俺の憧れでしたッ」と最後に言い残して、元仲間達の元を去った。

 とはいえ、つらいかなしいとばかりも言ってられない。
 いきなりの無職なのだから。

 そんなアレクセイが外に出ると、声をかけてくる者がいた。
 白鉄騎士団団長ライヤと名乗る女性。更に、その後ろにはフードで顔を隠した長身の女性。

「ぜひ、君を我が白鉄騎士団に迎え入れたい」

 まさかの騎士団への勧誘。
 心が動く。だが、アレクセイは冷静に考えた。

 詐欺だ、絶対に詐欺だ。
 しかも心が弱っているところを狙ってくる最低の詐欺だ。
 ちくしょう!

 アレクセイはダッシュで逃げ出した。
 二人とも本物の騎士の勲章をつけていることに気づかずに。

 ――アレクセイの明日はどっちだ……!?

 というようなはじまりの小さな英雄譚。

 決して生まれてきてはならない――そんな風に定められた禁忌の少年が、居場所を見つけ、仲間として受け入れられ、そして英雄へとなってゆく。

 アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。

ポイント

総合ポイント 86
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 6069.8% ブクマ×2 2630.2%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
13
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1
レビュー
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評価者数
7
平均評価
8.57
週間読者
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ブクマと評価ポイントの推移

10/27〜11/02(7日間)
ブクマ 13+0(7日間)
14 13 12 10/27 10/30 11/02
評価ポイント 60+0(7日間)
61 60 59 10/27 10/30 11/02

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/02 13 ±0 60 ±0
11/01 13 ±0 60 ±0
10/31 13 ±0 60 ±0
10/30 13 ±0 60 ±0
10/29 13 ±0 60 ±0
10/28 13 ±0 60 ±0
10/27 13 ±0 60 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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