ローファンタジー 連載中・全8話

体育館で公開処刑された地味系JKの私、本当は本物の聖女だったので、これ幸いと家を出ます。今までお世話になりました、もう二度と帰りません。

楠木 悠衣 2026/05/19 公開 2026/09/16 13:25 更新

あらすじ

二十一世紀の終わり、日本に『穢れ』と呼ばれる怪異が現れるようになって、もう三十年。

それを祓えるのは『聖女』と呼ばれる、ごく一部の血筋の少女たちだけ。

私──白瀬 朔耶(しらせ さくや) は、聖女を輩出する五大家のひとつ・白瀬家の長女。けれど、家ではずっと「無能」と呼ばれてきた。歳の離れた妹・宵子(よいこ) こそが「天才聖女」と讃えられ、私はその影で雑用と恥さらしの役を引き受けて生きてきた。

それで、よかった。お母さんの遺言は、たったひとつだったから。 ──「朔耶、絶対に、力を見せちゃダメよ」。

なのに。 高校二年の春、全校集会のあと。 私の婚約者で、五大家筆頭・九条 透真(くじょう とうま) が、体育館のステージから私を指差して言ったのだ。

「白瀬朔耶。無能なお前との婚約は破棄する。──妹の宵子と結婚する」

ざわめく生徒たち。勝ち誇る妹。憐れみの目を向ける担任。

私は俯いて、ゆっくりと顔を上げて、にっこりと笑った。

「はい。ありがとうございます」

だって、これでようやく、私はこの家を出ていける。 お母さんの「ごめんね」の意味を、私はもうすぐ知ることになる。

これは、ずっと『無能のフリ』をしてきた本物の聖女が、捨てられた瞬間にすべてを取り戻していく──そんな、ささやかで爽快なお話。

ポイント

総合ポイント 38
日間ポイント 0
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最高順位 [未取得]
評価ポイント 3078.9% ブクマ×2 821.1%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/28〜11/03(7日間)
ブクマ 4+0(7日間)
5 4 3 10/28 10/31 11/03
評価ポイント 30+0(7日間)
31 30 29 10/28 10/31 11/03

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/03 4 ±0 30 ±0
11/02 4 ±0 30 ±0
11/01 4 ±0 30 ±0
10/31 4 ±0 30 ±0
10/30 4 ±0 30 ±0
10/29 4 ±0 30 ±0
10/28 4 ±0 30 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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