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浜坂摩耶 2020/06/09 公開 2025/05/26 02:28 更新
雪が降っていた。それは冬を告げるはかなき欠片。
雪が降っていた。それは終わることのない生命への判決。
雪が降っていた。それは深く、遠く、強く。
それでも物語は動き出す。全球凍結の運命が迫る世界で生きた一人の科学者と、その先に生きる少年の、2つの物語が。
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全球凍結の日は近い。そのように語るのは、一人の科学者、丸山忠。そんな彼は突如、一人の人物によって、非科学的な現象が勃発する裏の世界へと足を踏み入れることになる。
「私は天才だ。能力者だろうが、私を超える者などいない。」
しかし、丸山忠は天才だった。彼は裏の世界でも、その才能を遺憾なく発揮する。
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世界は凍った。しかし、人々は小さな箱庭の中で生き延びていた。その世界では、超常現象を発生させることができる能力者と、その能力者に対抗できるほどの様々な機械を開発することができる非能力者を、「文系」、「理系」と分けて互いに協力し合って生活していた。その世界に生きる一人の少年ことアマノ・ユウは、その世界の真実を知ろうと、仲間達と調査を始める。
しかし、それはあくまで始まりに過ぎなかった。やがて彼は、数奇な運命を辿ることになる。
「それでも、俺は」
まだ空は白いまま。果たして「世界」は、そんな彼の目に、何を映すのか。そして、その先に何があるのか。深い白が続く。
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