ポイント
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
読者の反応
- ブクマ
- 0
- 感想
- 0
- レビュー
- 0
- 評価者数
- 0
- 平均評価
- [未取得]
- 週間読者
- 116
ブクマと評価ポイントの推移
日別の値
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
総合ランキングの推移
順位を読み込んでいます…
品川太朗 2026/10/03 公開 2026/10/03 12:00 更新
SNSのプロフィール欄に書かれた言葉は、たった一行。
――「真実の男」。
三十三歳のトシアキは、世間が口をつぐむ「真実」を自分だけは語っていると信じていた。
ある日、彼はSNSで有志を集め、プライドパレードを「奇祭」と呼んでカウンターパレードを決行する。
互いの主張が拡声器越しにぶつかり合う中、一人のドラァグクイーンと激しく言い争いになり、トシアキは相手を突き飛ばしてしまう。
そこでやめればよかった。
しかし、怯える相手の姿を目にした瞬間、トシアキの中で何かが切れた。
暴行。
逮捕。
裁判。
実刑。
弁護士から謝罪と和解を勧められても、トシアキは拒絶する。
頭を下げれば、自分はもう「真実の男」ではなくなる。
そう信じたからだ。
やがて刑務所で孤立したトシアキは、新聞の片隅である制度の記事を見つける。
そして思いつく。
――奴らの理念を、奴ら自身にぶつけてやればいい。
「俺は女だ」
その一言から、トシアキの反撃が始まる。
法律。
人権。
差別。
少数者。
弱者。
かつて彼自身が嘲笑していた言葉を、一つずつ武器に変えながら。
これは、世界と戦っているつもりの一人の男が、
「勝利」を求め続けた末にたどり着く物語。
彼は最後まで、自分をこう呼び続ける。
――真実の男。
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
順位を読み込んでいます…