異世界恋愛 短編

「体が弱いのだから、毎晩この薬湯を飲みなさい」と叔父が言うので、死に戻り七回目のわたしは、同じく七回目の公爵令息と犯人を待ち伏せしました

みぎみみ 2026/10/29 公開 2026/10/29 20:05 更新

あらすじ

結婚式の前の夜、わたしは六回、殺された。
刺されて、毒を盛られて、階段から落ちて。そして六回とも、最後に見たのは、血に濡れた手の婚約者オリヴァーだった。

七回目の朝、伯爵令嬢ヘンリエッタは決める。今度こそ、あの人から離れる、と。
地味な灰色のドレスで婚約発表を断り、夜会も、お茶会も、全部避けた。

なのに、毎朝届く。誰にも話したことのない、いちばん好きなスズランの花が。
そしてある日、生け垣の向こうから、彼は言った。「叔父上の薬湯を、飲まないでほしい」

七回、死に戻ってきたのは、わたしだけではなかった。

※約1万字の読み切り短編です。最後は甘く終わります。

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